ドクター

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「口腔外科とはどんな診療科なのか」、そして患者さまからご相談の多い「親知らずの抜歯の流れ」についてご紹介いたします。

■ 口腔外科とは?

口腔外科(こうくうげか)は、お口の中やあご、周辺の骨・筋肉・神経などに関わる外科的な処置や診断・治療を行う専門分野です。

一般的な歯科治療(虫歯・歯周病)に加えて、次のような症状や処置に対応します:
• 親知らずの抜歯(特に埋まっている・難しいケース)
• 顎関節症(あごが痛い・口が開かない等)
• お口のケガや外傷(歯の破折、粘膜の切傷など)
• 口内炎やできものが治らない
• 嚢胞(のうほう)や良性腫瘍の切除
• インプラント手術 など

院長の野村は、鹿児島大学歯学部を卒業後、鹿児島大学病院およびJCHO人吉医療センター歯科口腔外科での勤務経験があり、幅広い口腔外科症例に対応してまいりました。

■ 親知らずの抜歯の流れ

当院でも多くの方がご相談される「親知らず」。まっすぐ生えていれば問題ありませんが、横向き・斜め・埋まっているタイプは、腫れや痛み、他の歯への悪影響の原因になるため、抜歯が必要になることがあります。

【抜歯までの基本的な流れ】

① 診察・レントゲン撮影・必要に応じてCT撮影
 親知らずの位置・向き・神経との距離を確認します。
 ⇒ しっかり診断することで、安全な抜歯計画を立てます。

② 丁寧な説明と相談
 抜歯の必要性、手術方法、リスクや術後の注意点をわかりやすくご説明します。
 不安や疑問があれば遠慮なくご相談ください。

③ 抜歯処置(局所麻酔を使用)
 麻酔をしっかり効かせた上で、可能な限り短時間で、痛みやストレスの少ない抜歯を心がけます。

④ 術後のご説明とお薬の処方
 腫れや痛みが出にくいよう、注意点と必要なお薬をお渡しします。

⑤ 経過観察・必要に応じて抜糸
 術後1週間前後でチェックし、順調な治癒を確認します。

■ まとめ

口腔外科は、「お口の中の外科専門医」として、親知らずの抜歯をはじめ、顎のトラブルやお口の粘膜疾患など、幅広い症状に対応しています。

のむらファミリー歯科では、専門的な知識と経験に基づいた安心・安全な口腔外科治療を提供しております。

「親知らずが痛い・気になる」「口内炎が治らない」「顎がカクカク鳴る」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。