入れ歯(義歯)
患者さまそれぞれに合う入れ歯を
歯を失うと快適な食事や会話が難しくなるため、日常生活のなかでストレスがかかります。お口の悩みを改善するためにも入れ歯は有効な方法ですが、その人に合っているものでいなければ、毎日を快適に過ごすことはできません。
「入れ歯を気にせず会話がしたい」「快適に食事を楽しみたい」「入れ歯だとバレたくない」「作製費用をできるだけおさえたい」など入れ歯作製に求める条件は人それぞれです。当院では、患者様の要望や予算を考慮し、最適な入れ歯の作製を心がけています。
目立ちにくい入れ歯も取り扱っております
入れ歯のバネが外から見える、見るからに入れ歯をしているとわかる…など、入れ歯が目立つことへのストレスを抱えられている患者さまも多くいらっしゃいます。当院では、目立ちにくい入れ歯も取り扱っております。バネが見えないようになっているなど、見た目が自然な入れ歯をご希望の方は、ぜひご相談ください。
また、見た目だけではなく、しっかりと噛むという「機能面」も併せ持つ入れ歯の作製にも力を入れております。目立ちにくくて、今ある歯を守ってくれる入れ歯は当院にお任せください。
当院の入れ歯の種類
保険適用の入れ歯
保険診療の入れ歯はプラスチック製の素材と決められています。費用がリーズナブルで、作り方は国の方針で定められているため、修理しやすいのがメリットです。一方で強度を保つために入れ歯は厚くなる傾向にあります。
当院では、基本的に保険適用の入れ歯治療を行っており、限られた条件下でも、患者様一人ひとりに合う入れ歯の作製に力を入れています。
金属床義歯
保険適用外の入れ歯です。土台部分が金属でできており、丈夫に仕上がります。保険の入れ歯と比べると薄く作製できます。熱伝導率が良いため食事の際に熱を感じられるのもメリットです。
- 治療期間
- 約1ヶ月~2ヶ月
- 通院回数
- 2~5回程度
Merit メリット
- 金属製のため、薄く加工しつつ頑丈に作製できる
- しっかり噛める
- 土台の金属が温度を伝えやすく、食事を楽しめる
Demerit デメリット
- 保険適用外のため、自由診療になる
- 金属アレルギーの心配がある
- 素材に厚みがあり、違和感を覚える場合がある
ノンクラスプデンチャー
保険適用外の入れ歯です。装置を固定するための金属バネがない(見えない)タイプになります。外から見ても入れ歯をしているとわかりません。また、素材が軽く、弾力性もあるので床の部分が薄く作製できます。
- 治療期間
- 約1ヶ月~2ヶ月
- 通院回数
- 2~5回程度
Merit メリット
- 金属不使用のため、アレルギーの心配がない
- 薄く作製することで、使用時の違和感を減らせる
- 金属のバネがないため、目立ちにくい
Demerit デメリット
- 保険適用外のため、自由診療になる
- 強い衝撃が加わると破損する場合がある
- 装置の固定のため、周囲の歯に引っかけて使用する
シリコンデンチャー
入れ歯を装着するときに歯ぐきに面した部分を、バイオシリコンという特殊なシリコン樹脂で内張りした入れ歯をシリコンデンチャーといいます。バイオシリコンはクッション性に優れているため、抜群のフィット感があり、強く噛んでも痛くないという特徴があります。
- 治療期間
- 約1ヶ月~2ヶ月
- 通院回数
- 2~5回程度
Merit メリット
- やわらかい素材のため、違和感が少ない
- かみ心地がよく、食事を楽しめる
- 表と裏の素材が一体化しているので、はがれにくい
Demerit デメリット
- 保険適用外のため、自由診療になる
- 破損したときの修理が難しい
- 比較的汚れがつきやすい