親知らずによる7番萌出障害の症例(親亀子亀の対応)

Before

After

通院時の年齢 年齢:13歳
性別 女性
治療内容 下顎両側7番の萌出不全を主訴に来院。
パノラマX線にて下顎両側7番(第二大臼歯)は近心に傾斜して前方の6番(第一大臼歯)に引っ掛かっている様子が観察された。
原因としては親知らず(智歯)が影響していると判断し、智歯を抜歯後に経過観察を行う方針とした。
下顎両側の親知らずは抜歯を行い、7カ月程度の経過観察を続ける事で第二大臼歯である7番は自然に萌出し、矯正治療を行うことなく正常な咬合関係へと導く事ができた。
治療期間・回数 親知らずの抜歯はは2日に分けて行っています。
検査や経過観察を含めると5~6回ぐらいの通院になります。
治療費用 保険診療範囲内
リスク・副作用 親知らずの抜歯だけでは7番(第二大臼歯)が自然萌出しない場合は矯正治療が必要になります。