ドクター

ドクター

歯ぎしり対策とセルフケアのポイント

~西明石・大久保で夜間の歯ぎしりにお悩みの方へ~

こんにちは。西明石・大久保エリアにある、のむらファミリー歯科 院長の野村昌弘です。
「朝起きたらあごが疲れている」「歯がすり減ってきた気がする」…それ、もしかすると**歯ぎしり(ブラキシズム)**かもしれません。

歯ぎしりは多くの人にみられる無意識のクセですが、放置すると歯や顎への深刻なダメージにつながることもあります。

今回は、歯ぎしりの主な原因、対策法、そしてご自宅でできるセルフケアについてご紹介します。

■ 歯ぎしりの主な種類と原因

歯ぎしりには、以下のようなタイプがあります:
• グラインディング(歯を横にギリギリと擦る)
• クレンチング(強く食いしばる)
• タッピング(上下の歯をカチカチ鳴らす)

原因はさまざまですが、以下のような要素が関係しています:
• ストレス・緊張
• かみ合わせの不良
• 睡眠中の無意識な習慣
• 生活習慣の乱れ(飲酒・喫煙・カフェインの過剰摂取 など)

■ 歯ぎしりによる悪影響
• 歯のすり減り・ひび割れ
• 顎関節症(あごの痛み・音・開けにくさ)
• 歯ぐきの炎症・知覚過敏
• 詰め物・被せ物の破損
• 慢性的な頭痛や肩こり

日常の不調が、実は歯ぎしりが原因だったというケースも少なくありません。

■ 歯科医院でできる対策

◎ マウスピース(ナイトガード)の装着

夜間に装着することで、歯や顎にかかる負担を軽減します。
のむらファミリー歯科では、個々のかみ合わせに合わせたオーダーメイドで作製しています。

◎ かみ合わせのチェック・調整

かみ合わせが悪いと、無意識の食いしばりが起こりやすくなります。必要に応じて調整や補綴治療を行います。

◎ 顎関節症との関連チェック

歯ぎしりと顎関節症は密接に関係しています。関節の動きや筋肉の緊張もチェックし、必要に応じて口腔外科的なアプローチを行います。

■ ご自宅でできるセルフケア

① ストレス管理を心がける

日常のストレスを溜め込まないことが大切。
深呼吸や軽い運動、リラクゼーション音楽なども効果的です。

② 睡眠環境の見直し
• 就寝前のスマホ・カフェインを控える
• 決まった時間に寝る
• 照明や寝具を見直すことで、質の良い睡眠が得られます

③ 日中の食いしばりに注意

パソコン作業中や集中している時に無意識にくいしばっていないか意識するだけでも改善につながります。
「上下の歯は本来接触していないのが自然」という意識が大切です。

④ 頬や顎まわりの筋肉マッサージ

硬くなった咬筋(こうきん)をやさしくマッサージして、筋肉の緊張をほぐしましょう。

■ 西明石・大久保で歯ぎしりの治療をお考えの方へ

のむらファミリー歯科では、精密な診断とカスタムマウスピースによる歯ぎしり治療を行っています。
「朝起きるとあごが痛い」「歯がすり減っている気がする」などの症状がある方は、早めのご相談をおすすめします。

■ まとめ
• 歯ぎしりは歯や顎に深刻な影響を与えることも
• マウスピース装着やかみ合わせの調整が有効な治療法
• ストレス管理・睡眠改善・日中のくいしばり意識などセルフケアも大切
• 西明石・大久保周辺で歯ぎしりにお悩みの方は、のむらファミリー歯科へご相談ください