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【西明石・大久保エリア】口呼吸を治すには?歯科医が教える5つの方法

こんにちは、西明石・大久保エリアの「のむらファミリー歯科」です。
今回は、お子さまから大人まで悩まれている方が多い「口呼吸」についてのお話です。

「気づくといつも口が開いている」
「寝ている間に口が乾く」
「口臭が気になる」

そんなお悩みは、もしかすると口呼吸が原因かもしれません。

■ なぜ口呼吸はいけないの?

私たちの身体は、本来「鼻で呼吸する」ことが自然な状態です。
しかし、口で呼吸をする癖がついてしまうと、次のような影響が出てきます。

  • 虫歯・歯周病・口臭のリスクが高くなる
  • ウイルスやアレルゲンをダイレクトに吸い込みやすくなる
  • 集中力の低下や姿勢の乱れにつながる
  • 顔つきや歯並びに影響を及ぼすことも

つまり、「口呼吸」は見過ごせないお口と全身の健康リスクなのです。

■ 口呼吸を治すための5つのポイント

① 鼻づまりを改善する

まずは鼻で呼吸ができる環境を整えることが大切です。

  • アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎がある場合は、耳鼻科での治療を
  • お部屋の加湿、空気清浄、鼻洗浄も有効です

② 舌や唇の筋肉を鍛える(MFT:口腔筋機能療法)

舌や唇の筋力が弱いと、無意識に口が開いてしまいます。
ご家庭でできる簡単な体操の一例:

  • あいうべ体操:「あ・い・う・べ」と口を大きく動かす体操(1日30回が目安)
  • ポッピング:舌を上顎に当てて「ポン」と鳴らす練習
  • 舌の位置は「上あごの前歯のすぐ後ろ」が正しい場所です

③ 姿勢を正す

意外かもしれませんが、姿勢の悪さ(特に猫背)は口呼吸を助長します。
とくにお子さまの場合は、机や椅子の高さ、座り方にも注意が必要です。

④ 歯並び・かみ合わせをチェック

前歯がかみ合っていない「開咬(かいこう)」や、前に突き出た「出っ歯(上顎前突)」などの噛み合わせの問題は、口が閉じにくくなり口呼吸の原因になります。
矯正治療が必要な場合もあるため、気になる方は歯科でのチェックをおすすめします。

⑤ 習慣を見直す

  • スマホやテレビを見るときに、無意識に口が開いていませんか?
  • 寝ているときに口が開いていませんか?

こういった習慣を少しずつ改善することで、口呼吸を防ぐことができます。
市販の「口テープ」を使って寝るときの口呼吸を防ぐ方法もありますが、無理のない範囲で使いましょう。

■ まとめ:口呼吸は早めの対処がカギ!

口呼吸は「癖だからそのうち治る」ではなく、放置すると虫歯・歯周病・かみ合わせ・体調不良など、さまざまな問題につながることがあります。

西明石・大久保エリアで口呼吸にお悩みの方は、ぜひ一度「のむらファミリー歯科」へご相談ください。
お子さまの癖から大人の習慣まで、それぞれに合ったアドバイスを行っています。

📞 ご予約・お問い合わせはこちら
のむらファミリー歯科:078-926-5481
🏥 明石市沢野南町1-1-1 立花ビル201